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ドローンレースのプロスポーツ化・オリンピック化を目指して

ドローン産業利用コンテスト ドロコン 2018 in Kawachi レポート

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2018年3月18日(日)茨城県河内町にあるドローンフィールドKAWACHIにてドローンの農業利用の可能性を探るコンテスト「ドロコン2018 in Kawachi」が河内町、株式会社アイ・ロボティクス共催で開催されました。

農業や産業関連の操縦技術などを競うコンテストは希少で、今後大きな活躍が期待される産業界でのドローンの活用には、操縦技術のみならず高いレベルの人材が必要です。
今回全国から産業界、空撮界、防災関連などで活躍するドローン操縦士をはじめ、様々な方々が参加し競技は行われました。

今回のルールやレギュレーションは以下の通り

一定の離陸重量など基準を満たした機体を使用し、決められた地点間の離着陸タイムを競う競技を行います。
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それぞれの離着陸ポイントは、前に障害物があり目視で家にくくなっていたり、傾斜がついていたりします。

【機体レギュレーション】
・非自作機・未改造のドローンに限る。
・バッテリー込の離陸重量が350g以上の機体のみ参加を認めます。 ※なお、FPV(目視外)飛行のみでの参加は認めません。 (モニターなどの確認は許容されます)
参加可能機体例: DJI Inspireシリーズ、Phantomシリーズ、 Mavic Proシリーズ、3DR Soloなど

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また農薬散布用のヘビードローンのデモ飛行や体育館では、多くの子供から大人までがドローン飛行を体験できるイベントが行われました。

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競技は練習飛行を行った後、予選として各2回の競技をトライし、正確な離着陸をした上で早くゴールパッドに戻ったタイムで競われ、最終20名による3回目の飛行の中で一番早いタイムを記録した順位で競われました。
その結果なんと優勝は、多くのプロとして活躍する大人たちをぶっちぎりのタイムで中学一年生の愛知県から参加の小澤諒祐選手が勝ち取り、参加選手、関係者、観戦者を驚かせました。
勝因の一つとして、多くの選手がDJIなどのセンサーがしっかりした高性能ドローンを用いた中、小澤選手は当日届いたという初めて飛ばすセンサーなどがあまりついていないが直感的に飛ばせる安価なドローンを選択したことにより、離着陸の時間が圧倒的に早かったという大人顔負けの戦略がありました。
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また普段小澤選手はマイクロドローンレースなどで上位にランキングされておりレースで培った操縦技術が生かされたものと思われます。
また驚きなことに普段小澤選手が使っているプロポ(コントローラー)はモード1という操作配列ですが、当日届いて初めて飛ばした今回のドローンはモード2という異なる操作配列のものであったということです。

【ドロコン2018 競技結果】
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今回優勝の小澤選手には賞金30万円と河内のお米180kgが送られました。
ドロコンは今後も定期的に各地で開催していき、農業界や産業界を始めドローン操縦技術の向上やテクノロジーの発展に貢献できればと思います。

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ドロコン2018 ホームページ
毎日新聞記事